今日は博多区のエアコン屋さんより室内機の持込みです。
せっかくですので、私たちがエアコン洗浄でしている完全分解を地面でしてみますよ。
エアコン洗浄は完全分解コースのある会社と無い会社とありますが、くらしの家守隊は選択可能です。
コロナ社製なのでシンプルなお掃除ロボ無しタイプです。
洗浄業者の人は少し参考になると思います。
エアコン室内機の完全分解
完全分解という名のこれが部品までの本当の完全分解です。(※室内機のみ)
お掃除ロボが付いている場合は一番最初に先にロボ外しからとなります。
今回はロボ無しタイプです。
ドレンパンの外し方
ドレンパンは洗浄時は外さない方が良いパターン機種もあります。
昔良く見たエアコンです。
洗浄同様フィルターから外して。
隠しビス外してルーバーを外します。
お掃除ロボ無しタイプはこれでドレンパンが外せます。
壁での洗浄時はドレンホースがやぶれないように抜き取ります。
※洗浄業者クリーニング後に水漏れが出るパターンはここでホースが破れたり緩みが原因が殆どです。
エアコンファンの外し方
これは洗浄業者さんなら全員出来ますが、壁掛け状態でするには時間かかるのとリスクがありますのでたいていプランによって分かれています。(くらしの家守隊もファン分解コースは通常洗浄と別コースです)
左右の押さえ具ビスを外します。
左側ファンキャップを外します。
ほぼ全メーカー共通軸側にプラスネジがあります。
(※現在は六角穴付ボルトの機種の方が多いです)
右銅管を潰さない様に、左側のアルミフィンを手前に引いて、ファンをゆっくり左に引き抜くと外せます。
これで漬け掃除が可能です。
エアコン洗浄・クリーニングでするのはここまでです。
さて、今回はさらに部品分解までします。
修理においては以下の作業まですることもあります。
基板の外し方
壁に掛けた状態での洗浄ではサーミスタだけを外しますが今回は全てです。
基板はこの一カ所のみでビス止めです。
熱交換器に付くサーミスタです。
最後にファンモーターカプラを外します。
100vプラグ線は基板側から外す事も可能です。
最後に黒カバーの爪を外して、これで基板の分離が完了です。
アルミフィンとファンモーターの外し方
残るはフィンとモーターのみが付いているだけです。
モーター固定ビスを2カ所外すだけです。
フィンは実は爪のみで留まってます。
ファンモーター交換する時はもう買い換え時期です。
(メーカー在庫は9年まで)
本来は一番最初にしても良いですが壁に付いてる物なので最後でもOK、ひっくり返して背板を外します。
ここまでは洗浄ではなく部品交換や修理パターンです。
ただ現実では銅管やドレンがありますのでこうなる事はなく、お客様は買い替えパターンとなります。
作業完了!
これでエアコン室内機の完全分解完了です。
全ての部品がこれ、プラ・鉄・アルミ・銅・モーター・基板・家電線でリサイクルされます。
(※室外機はフロンの開放処理関係で弊社では承りません)
家守隊は仕事柄綺麗にキッチリ分解しますが、もちろん洗浄クリーニング業務でここまでする事はありません。
新型機種が次々出る中わたし達も遅れない様についていかないといけません。
福岡の便利屋さん、くらしの家守隊どうぞよろしくお願いします!(^^)!