今日は新品のテレビ台がどうしても斜めになるという調整とドアクローザーの調整サービスです。
まずはテレビ台(直付け足タイプ)なのですがこれに関しては製作する人だと分かるのですが対角均等締めという手順でしないとどうしても斜めになっちゃうんですよね。
車のタイヤホイールの取付が分かりやすい例です。
私はエンジンなどバラシたり組んだりしますので身に付いてますが普通の人はネジがあると一つづつしっかり締めてしまいます。
「底付まで軽く締めて、均等にちょっとづつ対角線上にトルクをかけて締める」これが正しい締め方です。
もう一つはドアクローザーの調整。
知らない人が多いですがドアクローザーには最大7つ位の機能があります。
通常オフィス・テナントでない限り2つだけ覚えておけば大丈夫です。
早速作業開始です。
テレビ台の対角均等締め
さて、冒頭お話したテレビです。
3点接地状態となって、1つが思い切り浮いています。
ポイント
新品という事でしたので、これは悔しいですよね(^^;)(※不良品ではありません)
一足に対して二点留めネジとなってますので、底付きまで締めた後一個づつではなく交互に少しづつ均等締めが必要です。
一度外してやり直しです。
一つの足に対して二点ネジ留めなので対角均等締めで締めていきます。
両足ともきちんと締めるとしっかり接地します。
あなたのご家庭のテレビ足に限らず、諸々、軽くカタカタしてませんか?
作業完了です。
ドアクローザー調整作業
お次はドアクローザーについてです。
これは分解したことある人は判りますが、私は別工学ブログにて全仕組みを解説しています。
勿論種類によりますが昨日は豊富です。
その中でも2点だけ紹介します。
※第一スピードと第二スピードについて、第一は全開状態から35度辺りまで閉まるスピードの事で、第二はそこからドアがガチッと最後まで閉まるスピードの事です。
他にも45度まで開けたらその位置で止まるようにしたり、最後のガチャンとゆっくりしたり確実に閉まる用その5cmだけ速くしたりできます。
もっというと、一般宅では引越し時以外まず使用しませんが開けたら閉まらなくすることも可能です。
特に今回はマンションの最上階のお客様でしたので、風が強いので最後は速度を落とさないと「バターン!!!」となってましたので、それの調整をさせていただきました。
家守隊の会社ではクローザーは12個使用してますが、そのうち重量スチールドア用3つが外用です。
クローザーにも種類が二種類ありますが話がとんでもなく長くなりますので割愛します(笑)^^;
注意ポイント
※因みに日本のクローザーは油圧抜けると注入できませんので交換となります。
※御自身で取付DIYする際は、外付け・内掛け・左取付タイプ・右取付タイプとありますので間違えないようにご注意下さい。(日本は内掛けが主流でほとんどです)
ドアの内側タイプは当然内側についてるタイプの事です。
ここのネジを調整して圧力管理をしています。
10回くらいかけてお好みのスピードと閉まり具合で調整しますが、まずは第一スピードを好みのスピードにします。
必ず近くに第二スピードネジがありますのでそちらも調整。
最終はお客様の好み次第ですが確認して頂いて完了です。
料金目安:軽作業料金適用
- 10分:400円(出張費1.200円)
※材料・部品は各自ご用意ください。
※工具等はご要望あらば持って行きます。
こんなくらしの家守隊よろしくお願いいたします。