本日は新居のお住まいにて段差が高すぎて、ご高齢の母親が躓いてこけないか心配でという事でご連絡頂きました。
当初ご自身でする予定でしたが、引越し準備とお仕事が重なり忙しくてお願いできますか?とお電話下さいました。
送って頂いた写真情報を見てみます。
左側高130mmと右側高50mmの段差解消ご依頼です。
右奥50mm高はギリギリですが、左奥130mm高は確かにかなり高いですね。
ここを必ず通らないとトイレに行けないとの事です。
50mmは市販スロープがありますので、先ずは板で50mm高を埋めて、その後に市販のスロープを使用して段差を解消するとの事でしたのでこの床を造っていきたいと思います。
塗装、床ベタなどは不要ですので針葉樹合板そのままとなります。
段差解消作業
前日準備
メインを右側に合わせて全て製作して、あとは市販スロープで対応して頂きます。
とりあえず現調不要とでしてませんので、大まかに切って搬入しやすくしておきます。
仕事の合間に準備しておきました。
上板は針葉樹合板12mmです。
ツーバイ材が38mmなのでドンピシャですね。
(床板やデコ材張ったりする場合は今度は高すぎます)
スタイロフォームを使用してツーバイの間を埋めますが、規格サイズが異なるので2mm高いです。
これで前準備OKです!あとは現地にて。
当日現地にて
脚材造り
通気口を完全に塞がない様計算してカット。
ツーバイ材の横高は規格サイズ38mmです。
下材はドンピシャ以下±1mm精度で装着。

被せる板下の通気を確保しながらも安全第一です。
床板造り
次は上板ですがこちらは+1mmで造りカンナで調整していきますが、擦り針起きない様サンダー掛けします。
合板12mmですが、11.3mmコンパネなら上に木目調などのデコ床やシートも貼れますのでご相談下さい♪
1mmなどの大きいズレは致命傷なので実際の建物自体の奧と手前の歪みを計算してカットしてます。
1mm大き目でカットしてますのでカンナで削りながら、きっちりハマるまでギリギリの微調整をしていきます。
プラハンでトントンして収めて完全一致させます。
両端のみ打込固定。(地面はフリー賃貸でもOK)
ネジ穴が気になる人はボンドを上からチョンと。
先程切断した木の粉をパラパラっと。
最後に鑢かけするとネジ頭が完璧に消え隠せます。
段差解消作業完了
右側50mm段差はこれにて解消、残りの段差をシンエイテクノのダイヤスロープににて解消。
あまりにも完璧にドンピシャに出来て、皆で笑いながら楽しいお時間でした❤
ご依頼者様の途中差し入れ大変申し訳ございません感謝しておりますm_m
お困りごとあれば是非お気軽にご相談下さい!
出来ない事はきちんと出来ませんと言いますので、逆にご安心下さい。
こんなくらしの家守隊、どうぞよろしくお願いします!(^^)!
