今日はメールにてご相談頂きました!
一個だけ!ブラインドのネジ頭が潰れてレールが外せないという事件です。
舐めたネジ頭の状態
通常壁や床でレール外のネジだと色々な方法がありますが「天井打ち込みのレール内のビス」だと方法が限られてきます。
という事で写真を前もって送って頂きました。
影が薄っすら見えるという事は片方少し浮いてますね。
もう片方はめり込んでますが、やはり片方浮いてます。(超大事です)
この条件から工具を絞って考えてみましょう。
- レールの高さ次第でリューターorグラインダー。
- レール内という事で溝堀とタガネが使いにくい。⇦(シンプルですが一番使用する)
- 天井という事でハンマーインパクトは使えません。
- 天井という時点で重曹+接着剤の化学反応での引掛け山造り固めが出来ません。
- 舐め方から円に近いので薄いゴム噛ませて回してももう無理です。
注意ポイント
ここまで書きながらお気づきの方要るはずですが、実は重要情報は「レールは切断しても良いかどうか?」です。
もっというとアルミレールは柔らかいのでビス頭サイズ次第ではレールを曲げて穴を弯曲させると外せます。(再利用する場合は不可)
潰れたブラインドレール内のネジを救え
作戦は片方浮いてますので、シンプルにグラインダーでの溝堀りです。
思ったよりブラインドレールの高さが無かったので横からリューターが入りました。
これでネジ頭を直線に削りマイナスドライバー用の溝を掘ってあげます。
タガネorマイナスドライバーでコツコツ反時計回りに1/4位頑張って回す。
1mm程度頭が出てきますので、掴んでゆっくり回すと外れます。
バーチカルブラインド取付け
そのままアルミブラインド用からバーチカルブラインド用のレールを取り付けていきます。
レール場所を決めて、位置を確かめています。
けして仕事中に奥様と見つめ合って愛を確かめている訳では御座いません。
位置決め完了後、ワンタッチブラケットを三カ所打ち込んでいきます。
パチッとハメ込み横型ブランドならこれで完了ですが、縦型ブラインドは羽が後付けです。
一枚一枚づつ爪をかけていきますが、必ず裏表があるので注意。
上が終わると下側の重り部分を爪紐で連結させて羽を連動させます。
最後に、左・右・真ん中好みの位置に取っ手を付けて完了です。
おしゃれですね♪
注意ポイント
縦型ブラインドはカーテン使用感に近く、開け閉め・調光も全て一瞬で簡単です。
横型ブラインドは調光は簡単ですが開け閉めが引き上げ方式のため手間がかかります。
出入りの多い場所で使用し、圧倒的に横型より便利ですが価格は横型よりも高い品ばかりです。