今日は福岡県那珂川市からの緊急ご依頼で、先日の台風による影響で屋根のアンテナが倒れてかなり危険な状態なので撤去して欲しいというご依頼でした。
ご依頼は那珂川ですが、物件は福岡市南区の空き家物件で、鍵が今なくて中に入れない状態です。
イコール家の内側からは2Fに行けません。
八木式アンテナなので基本全て最上階の屋根となります。
場所も近かったのでとりあえず現調してお見積り言いますとお話して行ってきました。
う~ん!かなり危険でして、揺れています。
万が一落ちて人間の頭にでも当たったら大事です。
一戸建てのアンテナ撤去
状態確認
かなり危険な作業となりますのでご自分でされる方はクツ、ハシゴの掛け方等重々ご注意下さい。
熊本大地震の時の話が有名ですが、屋根補修では油断して落ちたら死にます。
通常の2階と少し異なりまして、小3階部分となりますので、7.65cm梯子が届きませんでしたので急遽先にドローンでアンテナ留め針金部の位置だけ確認しようと思いましたが、ちょうどカメラ三脚がありまして撮影できました。
この状態で揺れてますので、落ちて人に当たれば致命傷です。
アンテナは設置部分固定と針金の張りにより留めますが、ベースが外れて針金は4本中2本だけで留まっていました。
あと一本切れたら落下します。
4本中あと一本の切れた針金は確認出来ませんので切れてます。
支え針金の位置確認が出来ました。
三角屋根の場合、留め針金の生きている方へアンテナが転がり落ちますのでフチ迄来てます。
このパターンの場合、しっかり位置確認出来ましたので小3階の屋根まで上らなくても撤去は可能です。
ベースステーは残りますが、再度アンテナ付ける時あった方が良いですのでアンテナのみ外せます。
作業開始
まずは命綱の設置さえすれば自由に動けますので、一度登り安全帯を設置します。
20mロープを向こう側に投げて、もう一度下りて駐車してる軽トラと結び更に上へ登ります。
家壁から出ている銅線をスイッチボックスから外します。
脚がこちらになりアンテナの向きが変わったのが分かりますよね。
先程上で確認した針金部分を切断します。
OKです! これで八木式アンテナの外し完了です。
やはり2本はベースの打ち込みネジごと外れていました。
高い位置で揺れがあるとこのバランスの関係で八木式アンテナは重たいですのでゆっくり下ります。
(地面で持つ分には軽いですよね)
再び登り、配線の絶縁処理とベース針金処理をします。
次の電気屋さんが分かりやすいようにしておきます。
アンテナ撤去作業完了
完了後お電話にてご報告です。
これで長期空き家との事ですが安心です。
家守隊は台風影響ありませんでしたが、やはり地域によっては大なり小なりと影響が出てましたね。
こんなくらしの家守隊どうぞよろしくお願いいたします。