つい先日消費者より詐欺業者の注意喚起と共に、「消費者安全法に基づき」事業者名を公表というニュースがありました。
これ系に関していうと私が大学生頃、さらにはそれ以前より多かったと思いますのでず~っと続いています。
いわゆるボッタクリ業者ですが、夜のお店を除いて特に多いのが「緊急性を要する業務」という事で「水周り修繕業者」に多いのが特徴でもあります。
これ昔からそうなんです。
今の言葉でいうと安価で解決すると宣伝しながら、高額の代金を請求する「レスキュー商法」です。
先日出たニュースから見てみます。
悪徳業者のニュース
2023年8月24日:トイレ修理・水周り悪質業者を公表
広告やウェブ上では最安値220円~など謳い実際は見積りせず、勝手に作業を進めて後請求で数十万円など高額な請求をしていた事がわかり消費者からの訴えにより公表に至ったとされている。
昨年7月~5月までの約一年間で東京のみで355件の訴え!!被害総額は6000万円程度。
読売新聞様抜粋です。
2021年1月16日:水周り業者高額被害トラブル
トイレや風呂場などの水周り業者とのトラブルで実際に消費者さんが訴えたケースですが、業者は破産宣告すれば回収不能となってしまいます。
如何に最初に被害に会わないかが大事になってくるケースですね。
読売新聞様抜粋です。
2020年10月11日:水周り業者高額被害7万→65万円
全国各地で水周りの故障修理にて、業者から数十万円以上の高額費用を請求される。
このケースは保険が使えると言って巧妙に納得させてからの請求。もちろん使用出来る場合もありますのでしっかり調べた上での依頼が必要です。
読売新聞様抜粋です。引用記事>>こちら
トラブルに会わない為に
国民生活センターでは相談件数の増加に危惧しています。
うたい文句が390円~などで謳い、実際の後請求額が55万円などのケースが後を絶たない所か2016年~2021年にかけてと年々増えています。
とくに2019年から2020年は倍増して全国で判っているだけで6000件という凄い数字になっています。
引用:国民生活センター
消費者へのアドバイス
修理等を依頼する前に確認・準備することは?
- インターネット上の広告の金額表示をうのみにしない
- 信頼のおける事業者を探しておく
- 実際に水漏れなどのトラブルが起こったときを想定し初期対応について調べておく
消費者ホットライン「188(いやや!)」番最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
世の中恐ろしいニュースで溢れてますが、修理系等専門職系でも多いと言われるボッタクリ。
当たり前ですが、くらしの家守隊ではこんなことは起こり得ません。
まずは国民生活センターアドバイスにもあるように「信頼のおける業者」を知っておく事だけで安心感が全然違います!