作業現場

【伝統箪笥】熊本県水俣市へ、40年物の開かないタンス扉修理ご依頼作業へ行ってきました。

本日は遠路熊本県は水俣市へ、祖母の大切な箪笥が開かなくなったという事で行ってまいりました。

どうも2年前に松本民芸家具さんの開かずの扉を開けた記事を見て頂けてお電話下さったとの事です。

カギは掛けてないのに開かない状態!なのでピッキング依頼では無いです。

今回のタンスは熊本の木工屋さんもチャレンジされてダメで、数社断られてお手上げ状態。

その経緯の中200km離れた遠路福岡、くらしの家守隊へのご依頼でした。

45年前の当時で70万円位との事ですので、伝統箪笥としても調べると出てきますね。プレッシャー

 

私も確実に出来るという保証は御座いませんという旨をお伝えして、失敗した場合と成功した場合の粗見積りをご提示して喜んで頂けましたので飛んできました。

100%出来るかは別となりますが、今の所ご依頼あった開かずの扉は100%開けてきております。(今の所です)

 

開かなくなった扉

前日にイメトレは何パターンかしておりまして、道具に忘れ物は無いはず!

こどもたちの頑張って開けてきて~のお見送りと共に行ってきました。

初めての水俣市♪

プレッシャーあるも気合い充分で到着です🔥

 

 

作業開始

造りの把握:一番大事

先ずは15分かけて全体像や引いた時の重さ・わずかな音・パッチン式orラッチ式or磁石・留め具の位置の予想を可能な中の手がかりで探って調査していきます。

例えば引いた時上が軽いか下が軽いか?、その音は金属が擦れる音か木同士のみの音か?、その音の場所はどこか?、蝶番劣化の歪みはあるか?、等々沢山情報を脳内に集めます。

 

観音扉の後開き側の下側。

先開きの上側。

10カ所程度引きながら上下の膨らみ確認。

僅かですが反射光発見、金属部です。

固型紙で養生代わりの当てを造ります。

この位置でラッチの受け側と思われる金属音を確認。

取手横は金属音無しで金属はカギのみである事を確認。

極薄アルミスケールで曲げ板治具を造ります。

治具について

この形をアルミスケールで製作。(ステンも鉄も木材に対して強すぎるのでだめです)
ステンは折れますし、鉄は傷がつきやすいのでアルミor銅を使用します。

 

この時点で箪笥がラッチ式・その位置を把握してます。

慎重に押し込んでいきます。

キープしたまま扉を引きます。

ガチャッ!思わずガッツポーズ(^_^;)

 

今回の原因

お客様に原因と対処法(部品注文・交換方法)をご説明。(簡単に来れる距離ではありませんので)

 

間違っても閉めてしまうとまた開かなくなり大変になるので、すぐに外します。
この状態、今回の原因はこの下側のラッチと判明です。

 

 

開かずの扉開け作業完了

思わず二人で大喜び・大はしゃぎです♪ 携帯でパシャリしてむすめ様に送るそうです!

 

ごはんまでごちそうになりまして(T0T)

 

その後、せっかく遠路来られたのでという事でお誘いを受け二人でお買い物へいきました♪
福岡からほぼ一か八かでの鹿児島手前、達成感がすごくてまたお客様が良い人過ぎてお土産まで大量に(T0T)

 

 

と~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ても喜んで頂けました♪いや本当に!

私も開かないまま料金頂くのも気が引けるのでホッとしました💦

けど生活の困ったを何とかしたい!

こんなくらしの家守隊、どうぞよろしくお願いします!(^^)!

 

 

ほぼ鹿児島ですので、AM8:00出発にて福岡に戻り着いたのが17:00でした!クタクタ~
家守隊
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